ESG/SDGsについて
[環境]環境に配慮した設計・施工
環境配慮施工
地球温暖化対策や人体に害をもたらす物質への取り組みは社会的な使命であり、それを果たすべく環境に配慮した施工に努めています。
CO2排出量削減への取り組み
工事所やオフィスでCO2排出量削減に向けた取り組みを推進しています。
施工におけるCO2排出量は前年度と比較すると9,100t-CO2減少し、施工段階におけるCO2排出量原単位は17.6t-CO2/億円となり、2021年度の目標である「27.78t-CO2/億円以下」を達成することができました。今後も排出抑制に向けた取り組みを推進します。
- CO2排出量の推移
- 施工段階におけるCO2排出量原単位
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※1990年度のデータは建設業3団体の初期値算定結果
(ただし、灯油データを除く)。当社のデータは灯油使用量を含めている。
有害物質への取り組み
- アスベストの除去・処理
- 「大気汚染防止法」や「石綿障害予防規則」等の法令に基づき、解体工事や改修・補修工事等で発生したアスベストを適正に除去しています。また、「廃棄物処理法」に基づき、非飛散性アスベストについても、石綿含有産業廃棄物として適正に処理しています。

- フロンの処理
- 「フロン排出抑制法」に基づき、解体工事で排出されるフロンを適正に処理しています。

- PCBの適正管理
- 「PCB特別措置法」に基づき、PCBを含有するコンデンサー、変圧器および安定器等を適正に処理しています。
TCFD提言への賛同
当社グループは、「人と地球に優しい環境の創造と保全」を基本理念に掲げ、環境汚染の予防、環境負荷の低減および環境の保全に努めています。気候変動を含むサステナビリティ課題への対応について、重要な経営課題であるとの認識のもと、「持続可能な社会の実現」に向けた取り組みを進めています。
2022年4月にTCFD提言への賛同を表明し、TCFDが推奨している「①ガバナンス」、「②戦略」、「③リスク管理」、「④指標と目標」の4つの枠組みに基づいて、気候変動に関わる情報開示を進めるとともに、持続可能な社会の実現を目指していきます。

※TCFDは、金融安定理事会(FSB)により、気候関連の情報開示などをどのように行うかを検討するために設置された「気候関連財務情報開示タスクフォース」です。
サプライチェーン排出量の考え方
サプライチェーン排出量は、GHGプロトコル(国際基準)でScope1,Scope2,Scope3に区分されます。Scope3は、以下の15のカテゴリに分類されます。

温室効果ガス(GHG)排出削減目標
当社グループは、SBT認定を取得するため、GHGプロトコルの算定基準に基づいた温室効果ガス排出削減目標として、以下の通り設定しました。
「SBT(Science Based Targets)」とは、パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準を保ち、1.5℃に抑える努力を継続するもの)が要求する水準と整合した、5~15年先を目標年として企業が設定する「温室効果ガス排出削減目標」のことです。

- ※排出原単位:排出量合計(t-CO2) ÷ 連結売上高(億円)で算出しています
- ※Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出
- ※Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
- ※Scope3:Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)

(注)当社グループは、SBT認定を取得するため、温室効果ガス排出削減目標をSBT事務局へ提出しております。現在、審査中であり、SBT事務局の審査内容によっては、目標等を変更する可能性があります。
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Environmental(環境)
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Social(社会)
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Governance(企業統治)