健康経営
健康経営
企業の持続的成長に繋がると考え、様々な取り組みを行っています。
健康経営宣言
奥村組は、社員の健康づくりを積極的に支援し、いきいきと活躍できる職場環境づくりを推進することで、社員一人ひとりのウェルビーイング(※)を実現します。
当社は、関係するすべての人とともに豊かさを分かち合い成長し続ける企業でありたいとの思いから、「2030年に向けたビジョン」の一つに「人を活かし、人を大切にする、社員が誇れる企業へ」を掲げています。これらを実現するためにも、まずは社員が心身ともに健康で、さらには個性や能力を最大限に発揮することができる環境を整えることにより、EH(Employee Happiness)/従業員幸福度を向上させることが大切だと考えています。
(※)身体的・精神的だけでなく社会的にも健やかな状態
健康経営推進体制
社長が健康管理最高責任者(CHO)となり、健康経営推進事務局である人事部およびダイバーシティ推進部を中心に各所と連携しながら、様々な施策を実施していきます。
健康経営戦略マップ
健康経営の推進にあたって、経営課題の解決につながる健康課題を特定し、その課題を解消する健康の保持・増進に関する取組へ落とし込んだ健康経営戦略マップを策定のうえ、課題解決に向けた指標を「見える化」することにより、健康経営を効率的に進めていきます。
健康数値と目標値
法定の健康診断に加え、満30歳以上の職員には年1回の人間ドック費用補助を行い、年2回の健康診断を推奨しています。
目標値 | 実績値 | ||||||
2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | 2020年度 | |||
ストレス チェック |
受検率 | 99% | 97.8% | 97.2% | 99.6% | 99.1% | |
健康診断 | 受診率 | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% | |
精密検査受診率 | ― | 99.9% | 99.5% | 99.0% | 98.3% | ||
適正範囲者の比率 | 肥満 | 70% | 66.6% | 67.0% | 65.7% | 65.3% | |
血圧 | 70% | 69.1% | 70.1% | 67.1% | 64.6% | ||
脂質 | 80% | 77.3% | 76.9% | 77.4% | 78.1% | ||
血糖 | 85% | 79.1% | 79.9% | 80.0% | 80.6% | ||
肝機能 | 65% | 62.2% | 62.1% | 59.4% | 57.8% | ||
生活習慣 | 喫煙率 | 25% | 28.5% | 28.0% | 29.1% | 28.6% | |
十分な睡眠が とれている |
65% | 67.2% | 66.3% | 68.9% | 61.7% | ||
プレゼンティーズム損失割合 (測定人数、回答率) |
― | 13.6% (340人、12.4%) |
14.6% (927人、36.9%) |
11.8% | ― | ||
アブセンティーズム (測定人数、回答率) |
― | 1.6日/人 (2741人、100%) |
0.5日/人 (2198人、100%) |
0.8日/人 | 0.4日/人 | ||
ワークエンゲージメント (測定人数、回答率) |
― | 51.8 (2530人、97.8%) |
51.9 (2481人、97.2%) |
52.3 | 52.7 | ||
傷病による休職の状況 | ― | 0.6日/人 | 0.2日/人 | 0.1日/人 | 0.1日/人 | ||
高ストレス者率 | ― | 8.5% | 7.1% | 6.8% | 5.5% |
- (※)・2024年度までに達成を目指す目標値の設定をしています。目標値については、2018年度から2020年度の全社員における適正範囲者の比率の3年間の平均値を算出し、その数値に保健指導や生活習慣病対策などを実施していくことで、それぞれの健康数値が5%程度改善されることを見込んだ数値としています。
- ・測定方法
アブセンティーズム…傷病休職制度の利用日数の全従業員平均
プレゼンティーズム…「病気や怪我がないときに発揮できる仕事の出来を100%として、過去4週間の自身の仕事を評価してください。」という設問への回答値
の平均
ワークエンゲージメント…新職業性ストレスチェック簡易調査票による測定 - ・ワークエンゲージメントは偏差値を記載
適正範囲の数値
- ・肥満:BMI25未満
- ・血圧:収縮期130mmHg未満、かつ拡張期85mmHg未満
- ・脂質:中性脂肪150mg/dl未満、かつHDLコレステロール40mg/dl以上
- ・血糖:空腹時血糖値100mg/dl未満
- ・肝機能:AST(GOT)31未満、かつALT(GPT)31未満、かつγ-GTP51未満
健康経営の推進
からだの健康づくりへの支援
- ・定期健康診断の受診に併せた生活習慣病健診の実施
- ・新型コロナウイルス感染症防止対策としての職域接種の実施
- ・喫煙や受動喫煙による健康被害の防止に向けた禁煙施策の実施
- ・社員自身が健康保持・増進を考え、自発的に健康的な行動をすることに対しポイント付与する健康ポイントアプリの導入(2023年度使用率44.3%)
- ・ビジネスカジュアルの導入(従業員満足度97%)
- ・女性の健康課題に関するe-learningの実施(参加率:全従業員向け21.0%、管理職向け95.0%)
- ・特定保健指導実施率24.2%(2022年度)
- 職域接種
- 禁煙宣言
- 健康ポイントアプリ
こころの健康づくりへの支援
- ・管理監督者研修およびセルフケア研修を通じて、社員全員がこころの健康問題についての理解を深めることができるようメンタルヘルスケアを実施
- ・東京と大阪に保健師1名ずつが常駐し社内の健康相談を受けることができ、加えて外部機関による相談窓口を設置し、365日・24時間サポートを受けられる体制を構築
- ・ストレスチェックの事後措置として集団分析を行 い、必要な職場には保健師および臨床心理士による面談を実施
- 保健師による面談
これらの健康増進の取り組みにより、「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定されるとともに、健康保険組合からは「ヘルスアップチャレンジ2023」として表彰されました。
- 健康経営優良法人2024
- ヘルスアップチャレンジ2023
- スポーツインライフ
人権への取り組み
いかなる差別も許さず、ダイバーシティ&インクルージョンを実現するために、新入社員研修や階層ごとに実施するさまざまな研修の機会においても幅広く人権問題を取り上げ人権意識の高揚を図っています。また、ハラスメントの未然防止を目的とした、階層別研修や、定期的な全社員向けe-ラーニングなどを実施するとともに、発生時には迅速な対応を行えるよう外部の相談窓口を設置しています。