THECHNOLOGY奥村組の技術
環境技術
環境創造技術
法面緑化技術
セメント改良土法面の緑化システム
~まめ科植物による窒素補給で、セメント改良土を植生基盤に改質~
セメント改良土の表層を改質して植生基盤の一部とすることにより、永続的な緑化を可能にします。まめ科植物を混播することで、堅固で強アルカリ、難透水性のセメント改良土の表層に窒素を補給し、徐々に植生基盤に改質します。これにより緑化が永続し、周辺環境と調和した緑化空間を創出します。
ビオトープ技術
ビオトープ (自然環境復元・創出) ~水辺や緑地環境からなる生態空間を身近に創出~
ビオトープ実証試験施設
多自然型川づくり計画やヨシ原再生事業などで培われた知見をもとに技術研究所内の一角にビオトープ実証試験施設を設けています。当社で開発してきた様々な環境技術(ハード技術)を適用して自然環境を創造し、自然環境の遷移と環境技術の適用性などをモニタリング(ソフト技術)して知見を蓄積することで環境創造の基本構想から施工、そして維持管理まで信頼性の高い提案ができます。
コンパクトウエットランド
湿地(ウエットランド)を用いて自然環境を維持しつつ河川の水質を浄化するシステムで、少ないスペースで効果的な水質浄化が可能です。一次処理としてバイオリアクターで汚濁の負荷を下げ、一次処理水と余剰汚泥とをウエットランドに流し浄化します(独立行政法人土木研究所との共同開発)。
修景技術
自立式修景型枠PCaパネル工法 ~構造物の表面を周辺環境と調和したデザインに~
自然石模様をつけた砂防ダム
パネル表面を自然石模様など環境に適したデザインとすることで、周囲に調和した景観が得られます。パネルを鋼棒で連結して自立させ、このパネルに囲まれた内部にコンクリートを打設することによって、一体化した構造物を安全に短期間で構築します。国土交通省の建築技術評価を平成8年度に取得しています。