橿原神宮崇敬会館

OKUMURA DESIGN WORKS

建築設計作品集

cultural_religious文化・宗教

文化・宗教｜奈良県橿原市｜1999年

伝統と現代技術の融合

日本建国の地として初代神武天皇をお祀りする橿原神宮において、参詣者を最初に迎える位置に計画された施設である。神宮御鎮座110年を記念した宝物館、奉賛者のための養生殿、参拝者の休憩所の機能を持つ。
既存樹木を活かしておおらかな曲線を描く瓦屋根とガラスファザードは、和風の伝統と品格を守りながらプレキャストコンクリート版を樹木のように支持する現代技術によって、軽やかな景観と明るく眺望のよい内部空間を生み出している。

主要用途研修所・展示場
所在地奈良県橿原市
設計・監理者株式会社奥村組
延床面積3,748.31m²
構造・規模RC造一部S造　地上2階
竣工年1999年
特記第9回奈良県景観調和デザイン賞：奈良県建築士会会長賞

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