ニュースリリース
北海道石狩新港バイオマス発電所の営業運転開始について
株式会社奥村組(本社:大阪市阿倍野区、代表取締役社長:奥村 太加典、以下「奥村組」)の連結子会社で、奥村組、九電みらいエナジー株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:水町 豊、以下「九電みらいエナジー」)および株式会社New Circle Energy(東京都千代田区、代表取締役:木澤 茂、丸の内インフラストラクチャー投資事業有限責任組合とシンエネルギー開発株式会社の合弁会社、以下「New Circle Energy」)が共同出資する石狩バイオエナジー合同会社が北海道石狩市において建設を進めてまいりました石狩新港バイオマス発電所が完成し、2023年3月2日より営業運転を開始しました。
本発電所は、持続可能性が確認された木質ペレット並びにPKS(パーム椰子殻)を燃料として、51,500kWの発電を行うもので、奥村組が操業および経営管理、九電みらいエナジーが技術全般をそれぞれサポートし、長期安定的に運営してまいります。
石狩市が「REゾーン」(エリア内の事業活動で使うエネルギーを100%再生可能エネルギーで供給)の実現を目指す石狩湾新港工業団地内に位置しており、地域の皆様および行政、関係各所のご理解・ご協力をいただきながら地域の脱炭素化にも貢献できるよう尽力してまいります。
わたしたちは、今後も再生可能エネルギーを活用した事業を積極的に推進するなど、持続可能な社会の実現を目指してまいります。
【本事業の概要】
事業主体 | 石狩バイオエナジー合同会社 |
発電所所在地 | 石狩湾新港工業団地内(北海道石狩市) |
出資会社 | 奥村組(50%)、九電みらいエナジー(30%)、New Circle Energy(20%) |
発電出力 | 51,500kW |
想定年間発電電力量 | 約3.6億kWh(一般家庭約11万世帯分に相当)※1 |
CO2削減効果 | 約19.2万t-CO2/年※2 |
燃料種別 | 木質ペレット、PKS |
着 工 | 2019年10月16日 |
営業運転開始日 | 2023年 3月2日 |
ファイナンス |
三井住友銀行(リードアレンジャー)、りそな銀行(コ・アレンジャー)、 |
※1 1世帯当り 3,266kWh/年で算出。出典:北海道消費者協会「令和 3 年度 北海道家庭用エネルギー消費実態調査」
※2 CO2排出係数0.533kg-CO2/kWh(2021年度)で算出。出典:北海道電力㈱HP
【発電所所在地】
【発電所外観】
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社奥村組 投資開発事業本部
新事業開発部 新エネルギー・電力事業開発課
大矢 好洋
〒108-8381 東京都港区芝 5-6-1
TEL 03-6628-8801 (直) FAX 03-5427-8330
E-mail yoshihiro.oya@okumuragumi.jp
九電みらいエナジー株式会社
事業企画本部 事業企画第2部
TEL 092-981-0950(直)
株式会社New Circle Energy
(シンエネルギー開発株式会社)
TEL 03-3527-9895
石狩バイオエナジー合同会社
TEL 0133-77-5318