人と自然を、技術でむすぶ。 奥村組 OKUMURA CORPORATION

環境環境に配慮した設計・施工

環境への配慮と調和の取り組み

「人と地球に優しい環境の創造と保全」を基本とし、環境汚染の予防、環境負荷の低減および環境の保全に努めています。

環境自主行動計画

経営理念、企業行動規範や社長方針に基づき、環境面の全社計画として「奥村組環境自主行動計画」を策定し、役職員に展開してその達成に向け取り組んでいます。
環境自主行動計画は、基本理念、行動指針、具体的な目標および実施施策を定めた環境中期計画で構成し、2021年度は3カ年計画「環境中期計画2020」の中間年度の活動として実施してきました。

奥村組環境自主行動計画

基本理念

奥村組は「環境創造産業」である建設業の一員として、「人と地球に優しい環境の創造と保全」を目指す。

行動指針

  1. 1.

    法規制等の順守、適正管理、緊急事態への対応を行い、環境リスクを低減する。

  2. 2.

    環境保全への取組を情報公開するとともに、利害関係者との環境コミュニケーションを図る。

  3. 3.

    環境社会貢献への意識を高め、環境活動等に積極的に参加・協力する。

  4. 4.

    マネジメントシステムを継続的に改善し効果的、効率的に運用する。

  5. 5.

    環境汚染の予防、環境負荷の低減、環境の保全活動を推進する。

    1. ①地球温暖化対策
    2. ②建設副産物対策
    3. ③生物多様性の保全
    4. ④環境配慮設計の推進、環境配慮・保全技術の提案の促進
    5. ⑤グリーン調達の促進

2021年度は、具体的な目標値を設定した5項目(下表)について、「施工段階におけるCO2の排出抑制」「建設汚泥(再資源化・縮減率)」「建設混合廃棄物(建築の新築工事延べ床面積あたりの排出原単位)」および「CASBEEの利用促進」の4項目は目標を達成しましたが、「オフィスにおけるCO2の排出抑制」の項目は2018年度水準より1.1%増加となり目標を達成できませんでした。

環境中期計画2020における2021年度の目標・実績

また、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを強化するため、現行の環境中期計画2020の目標値を見直し、中期経営計画(2022〜2024年度)の活動対象期間と合わせる改定をしました。環境中期計画2022として、2022年度からの3カ年計画で目標達成に向けて取り組んでいきます。

環境中期計画2022

環境中期計画2022をみる

マテリアルバランス

2021年度の事業活動を通したインプットとアウトプットを集計し、物質やエネルギーのフローを管理しています。

環境配慮施工

地球温暖化対策や人体に害をもたらす物質への取り組みは社会的な使命であり、それを果たすべく環境に配慮した施工に努めています。

CO2排出量削減への取り組み

工事所やオフィスでCO2排出量削減に向けた取り組みを推進しています。
施工におけるCO2排出量は前年度と比較すると9,100t-CO2減少し、施工段階におけるCO2排出量原単位は17.6t-CO2/億円となり、2021年度の目標である「27.78t-CO2/億円以下」を達成することができました。今後も排出抑制に向けた取り組みを推進します。

有害物質への取り組み

アスベストの除去・処理

「大気汚染防止法」や「石綿障害予防規則」等の法令に基づき、解体工事や改修・補修工事等で発生したアスベストを適正に除去しています。また、「廃棄物処理法」に基づき、非飛散性アスベストについても、石綿含有産業廃棄物として適正に処理しています。

フロンの処理

「フロン排出抑制法」に基づき、解体工事で排出されるフロンを適正に処理しています。

PCBの適正管理

「PCB特別措置法」に基づき、PCBを含有するコンデンサー、変圧器および安定器等を適正に処理しています。

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