多様な人材の活用
「人の尊重」を企業行動規範に掲げ、安全で働きがいのある環境を確保し、個性・創造性を大切にする企業風土を醸成することにより、多様な人材が個々の能力を最大限に発揮し、全ての社員が生き生きと活躍できる職場づくりに努めています。
- 人材育成への取り組み
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入社時をはじめとして職務遂行能力に応じた階層ごとの研修を実施しています。また、各職種に求められる専門的知識の習得を目的とした職種別研修や安全衛生教育、法務研修なども随時実施しており、座学だけでなく、より実践に近い教育を行うことで仕事への理解を深める工夫も行っています。入社時研修の一環として、建設技能者の育成施設である富士教育訓練センターにおいて技能体験実習を実施しており、測量や仮設材の組み立てなど建設現場における施工実務を自ら行うことで安全、品質、工程管理等の施工管理能力の向上を図ります。また、実習施設内での共同生活を通じて、同期社員同士のつながりを深める機会も設けています。
富士教育訓練センターでの入社時研修
- 健康経営の推進
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「社員一人ひとりが心身ともに健康であること」を念頭に、職場で働く全ての社員が元気に生き生きと働ける環境を整えることが重要と捉え、2021年10月に社長を健康管理最高責任者(CHO)とする「健康経営推進体制」を構築のうえ、全社員に向けて「健康経営宣言」を発信しました。
健康経営宣言
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からだの健康づくりへの支援
- ・定期健康診断の受診に併せた生活習慣病健診の実施
- ・新型コロナウイルス感染症防止対策としての職域接種の実施
- ・喫煙や受動喫煙による健康被害の防止に向けた、禁煙プログラム(全額会社負担)の実施
- ・社員自身が健康保持・増進を考え、自発的に健康的な行動をすることに対しポイント付与する健康ポイントアプリの導入
職域接種
禁煙プログラム
健康ポイントアプリ
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こころの健康づくりへの支援
- ・管理監督者研修およびセルフケア研修を通じて、社員全員がこころの健康問題についての理解を深めることができるようメンタルヘルスケアを実施
- ・東京と大阪に保健師1名ずつが常駐し社内の健康相談を受けることができ、加えて外部機関による相談窓口を設置し、365日・24時間サポートを受けられる体制を構築
- ・ストレスチェックの事後措置として集団分析を行い、必要な職場には保健師および臨床心理士による面談を実施
保健師による面談
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これらの健康増進の取り組みにより、今年度は、「健康経営優良法人2022(大規模法人部門)」に認定されるとともに、健康保険組合からは「ヘルスアップチャレンジ2021」として表彰されました。
健康経営優良法人2022
ヘルスアップチャレンジ2021
- 人権への取り組み
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いかなる差別も許さず、ダイバーシティ&インクルージョンを実現するために、新入社員研修や階層ごとに実施するさまざまな研修の機会においても幅広く人権問題を取り上げ人権意識の高揚を図っています。また、ハラスメントの未然防止を目的とした、階層別研修や、定期的な全社員向けe-ラーニングなどを実施するとともに、発生時には迅速な対応を行えるよう外部の相談窓口を設置しています。