社会貢献活動
広く社会、地域に貢献する活動を行うとともに、体験学習等の受け入れなどにより建設産業の人材育成にも貢献しています。
- 奥村記念館の運営
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2007年、創業100周年を迎えられたことへの感謝の気持ちを込め、当社にとってゆかりの深い奈良の地に「奥村記念館」を建設しました。古都の景観に調和したデザインの当館では、ゆったりとくつろいでいただける憩いの空間と当社の歴史や技術を紹介する展示スペースを設けて無料開放しています。当館は、当社の得意技術である「免震」を採用しており、免震装置(実物)の設置状況を見学できるスペースを設けています。また、地震の揺れと免震効果の両方を体感していただける「地震・免震体験装置」や、免震装置の有無による揺れの違いをご覧いただける免震比較模型、シールドマシン模型も設置しています。
また、アマチュア音楽家の方々に発表の場を提供し、来館者にも楽しんでいただけるようコンサートを開催しています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。コンサート
- 全国の事業所や建設現場にパラリンアーティストのアート作品を展示
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SDGsに貢献する取り組みの一環として一般社団法人 障がい者自立推進機構(所在地:東京都港区 代表理事:中井亮)とオフィシャルパートナー契約を締結し、同機構が運営するアート事業「パラリンアート」を通じて障がい者の自立を支援しています。パラリンアートに登録している障がい者アーティストが描いたアート作品を全国にある事業所や建設現場の仮囲いなど30カ所に展示しています。
今後もこの取り組みを継続することで、障がい者の社会参加と経済的自立を支援していきます。展示の様子
東京本社(東京都)
鉄道工事現場(宮城県)
マンション建設現場(東京都)
庁舎建設現場(鹿児島県)
- 大阪国際女子マラソンに協賛
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2022年1月30日に開催された「第41回大阪国際女子マラソン」に協賛しました。当社はレースにかける選手たちの姿と、当社社員がさまざまな人に支えられながら、困難を乗り越え、竣工というゴールに向けて建設の仕事に取り組む姿勢とが重なり共感できたこと、事業を通じた地元・大阪への貢献や女性活躍推進に力を入れていることから、2018年より「大阪国際女子マラソン」の協賛社として、女性アスリートを応援してきました。今後も「大阪国際女子マラソン」への協賛活動を通じて、大阪の街を盛り上げ、大阪から世界に羽ばたく女性アスリートを応援し続けてまいります。
(写真提供:産経新聞社)
- 現場見学会の開催
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建設工事への理解を深めていただくため、全国の工事所で見学会を開催しています。
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地域住民を対象にした現場見学会(島根県 三隅岡見トンネル工事所)
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小学生を対象にした現場見学会(大阪府 貝塚市庁舎工事所)
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- 体験学習会などの実施
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全国の事業所において、体験学習や企業訪問等を受け入れています。
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気流の可視化実験等の体験学習(技術研究所)
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中学生の企業訪問受け入れ(九州支店)
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- 地域活動への参加等
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各事業所において、さまざまな活動を通じて地域の方々と交流しています。
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清掃活動(福島県 南相馬復旧工事所)
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公民館の除雪活動(石川県 JRTT白山美沢野JV工事所)
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幼稚園児の作品集を仮囲いに掲示(愛知県 あま市新庁舎工事所)
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干潟の清掃活動(九州支店)
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協力会社とのかかわり
- 協力会社との関係
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全国の各支社店に安全衛生協力会を組織し、協力会独自の活動や各種会議体による意見交換会等を通じてコミュニケーションを図っています。さらに「奥村組協力会ホームページ」を開設し、労働安全衛生法や建設業法に関する情報に加え、各種工事に関する作業手順や協力会に関わる情報を発信しています。
- 優良職長制度
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当社では2013年4月から、現場運営のリーダーとして活躍し、その要となる協力会社の職長の中から、ものづくりの実績・貢献度・人格等が特に優秀な職長に対し、「奥村組優良職長(マイスター)」の称号を授与しています。2022年度からは「優良職長制度」を改定して優良職長を3段階にレベル分けし、優秀な職長にはより好待遇とするとともに、今まで以上に「施工の達人」として培った貴重な経験と技能を伝承、また現場運営のリーダーとして他の模範・目標となり活躍していただきます。
- 表彰制度
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各支社店で行われる安全大会などにおいて、労働災害の防止に努め優秀な成績を挙げた事業場、職員および協力会社とその従業員を対象に表彰することで、安全衛生意識の高揚とモチベーションアップを図っています。
2022年度の安全大会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3密を避けた形でWeb配信による安全大会を開催し、優秀な成績を挙げた事業場および協力会社を表彰しました。2022年度安全大会 社長訓示
- 安全衛生協力会の運営
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各支社店において組織する安全衛生協力会では、当社と協力会社との緊密な相互連携を深めることで、生産技術の向上、労務管理の改善、安全管理のレベルアップ、経営の合理化および良質な資材の調達などを図るとともに、相互扶助の精神に基づき、協力会社の労働福祉の向上および当社と協力会社の事業発展に寄与することを目的として、次の活動を行っています。
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1.
安全衛生意識の高揚と普及、および安全衛生教育に関する事業
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2.
安全衛生表彰
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3.
現場および宿舎等の安全衛生点検、指導
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4.
健康管理に関する事業
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5.
当社の工事施工に関し発生した業務上災害などに対する互助事業
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6.
労働災害や事故・トラブルの調査および対策
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7.
安全・技術・経営合理化等の調査研究
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8.
会員ならびに関係者に対する慶弔
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TOPIC
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建設キャリアアップシステム(以下CCUS)は国土交通省の主導のもと建設業振興基金によりシステム構築され、2019年4月から国土交通省、日本建設業連合会等の官民を挙げて本運用が開始されています。
CCUSは技能者一人ひとりにICカードを発行して、日々の就労履歴(いつ、どこの現場で、どの業種、立場など)を電子的に記録し蓄積するほか、保有資格や社会保険加入状況なども蓄積する業界横断的な仕組みです。その活用により、技能者の公平な評価、将来の担い手確保、工事の品質向上、現場の効率化などに繋げていくことを目指しており、当社でもCCUSの取組に賛同し、積極的に全社で展開し進めています。カードタッチ機器
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